大阪ガスのお得な電気料金プラン|関西電力とどちらがお得?

生活アドバイザーTAKAHIRO

大阪ガスというと、従来はガスの販売会社として近畿圏在住の方には馴染みのある企業でしょう。

ですが、最近はガスのみならず電気事業者としても認知度が高まってきているようです。

2016年4月に始まった電力自由化の影響で、新しく電気事業を始める企業が増えていますが、大阪ガスでも電気事業を開始しました。

実際に大阪ガスの電気プランを取り入れるとどのような変化があるのか、詳しく見ていきましょう。

大阪ガスの4つの電気プラン

電気プランを検討するに当たり、一般のご家庭契約者向けのメニューをご案内します。

関西電力でいうところの「従量電灯A」契約に該当する方におすすめです。

なお、計算の基準は2018年11月現在のものです。

ベースプランA-G

大阪ガスの都市ガス契約を結んでいる方におすすめのプランです。

ガス料金と一括で請求されるので、光熱費の計算がしやすくなりますね。

ベースプランA

大阪ガスと都市ガス契約を結んでいない方向けのプランです。

ガス契約を結んでいなくても、最初の120kwhまでの部分を除けば、大阪ガスの方が割安な価格設定です。

家庭用ガス発電プラン

エネファーム・エコウィルを利用されている方向けのプランです。

スタイルプランP

通販サイト「Amazon」を積極的に利用される方におすすめのプランです。

Amazonプライムが付いてくるので、生活費全体を見直したい方などに向いているかもしれません。

基本料金が580円、16~120kwhまでの部分は20.19円、360kwhを越える部分が28.76円と、他の契約や関西電力のプランと比較すると割高な印象を受けるので、

Amazonプライムをいかに活かせるかがカギになって来るでしょう。

大阪ガスと関西電力の料金比較

電気の料金体系はわかりづらいかもしれません。

ですので、簡単にまとめると次のようになります。

基本料金

最初の15kwhまでを基本料金とする

15kwh~120kwh

以後、300kwhもしくは350kwhを境に、各社使用料金を定めているようです。

さらに、これに燃料調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。

燃料調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金は、どの電力会社を選択しても同じ金額になります。

大阪ガスのHPによると、各家庭の平均電力使用料が370kwhですので、これを基準に計算してみましょう。

大阪ガスはベースプランA-Gでシミュレーションしてみます。

まずは関西電力から。

電気料金 最低料金 334.82円
15~120kwh 19.95円/kwh 19.95円×105kwh=2094.75円
121~300kwh 25.33円/kwh 25.33円×180kwh=4559.4円
301kwh~ 28.76円/kwh 28.76円×70kwh=2013.2円
燃料調整額 最初の15kwhまで 7.53円
15kwhを超えた分~ 0.5円/kwh 0.5円×335kwh=167.5円
再生可能エネルギー発電促進賦課金 2.90円/kwh 2.90円×370kwh=1073円
口座振替割引額 54.0円

以上を合計すると、9861.38円です。

次に、大阪ガスのベースプランA-Gについてです。

最低料金 最初の15kWhまで 279.82円
電力量料金 15kWhをこえ120kWhまで 19.95円×105[kWh]=2094.75円
120kWhをこえ350kWhまで 24.45円×230[kWh]=5623.5円
350kWhをこえる 27.33円×20[kWh]=546.6円
小計 8544.67円(279.82円+2094.75円+5623.5円+546.6円)
燃料調整額 最初の15kwhまで 7.53円
15kwhを超えた分~ 0.5円×335kwh=167.5円
再生可能エネルギー発電促進賦課金 2.90円×370kwh=1073円
合計 9,617円

244円、大阪ガスの方が安くなります。

電気料金そのものについては大阪ガスのほうがお得ですから、電気の使用料が比較的多いご家庭には、大阪ガスのプランがおすすめです。

大阪ガスのお得なセット割

先に述べたように、すでに大阪ガスと都市ガス契約を結んでいた場合は、ベースプランA-Gを利用するとお得になることが分かります。

また、電気料金とガス料金の明細が1枚になるので、光熱費の内訳がチェックしやすくなるというメリットもありますね。

ただし、同様のサービスは関西電力も行っています。

ガスも自由化により新規参入が認められたため、関西電力では「関電ガス」としてガスの販売を行っています。

関西電力が運営する「関電ガス」の1年あたりのガスの料金は、ガスを31ml立米利用の場合、大阪ガスの65,520円に対し、関電ガスが60,192円です。

関西電力の電気を利用する「なットクプラン」を利用するとガス代が3%割引になりますから、58,056円となり、大阪ガスの場合より7,400円割安になる計算です。

電気料金の値下げにより、セット割を利用した場合、2018年11月現在において約10,200円関西電力のほうが安くなるとの試算もあります。

大阪ガスにデメリットはある?

電気料金のみに絞れば、大阪ガスの電気代は関西電力よりもお得なプランになっています。

ですが、セット割にした場合は関西電力に軍配が上がると言えるでしょう。

また、電気料金そのものも関西電力・大阪ガスよりも安価な業者も登場しているので、一概に「大阪ガスだと安い」とは言えないかもしれません。

光熱費の見直しについては、まずはどの品目が大きなウェイトを占めているのかを確認し、その上でセット割を含めたプランでシミュレーションしてみるのが良いでしょう。

さらに、生活費全体を見直すのであれば、携帯電話各社が行っている電力事業を利用するというのも選択肢の一つです。

いずれにしろ、電気料金単体のみに目を向けるのではなく、セットで割引にしたい品目との組み合わせでプランの選択を考えるのが、賢い電力会社の選び方だと言えるでしょう。